〒582-0020 大阪府柏原市片山町13-59 電話:072-977-0898

ウィッキル通信Vol.17 工場での使用事例

万立は白馬製品でおなじみの業務用ワックス他、特殊化学品製造メーカー

工場でも次亜塩素酸水溶液を思いっきり有効活用しています!

2020.7.2

今回は昨年12月から「ウィッキル1000」を購入いただき、職場で活用されている「新明和工業株式会社 流体事業部 小野工場」様にうかがい、お話を聞いてまいりました。兵庫県小野市の工業団地にあるこちらの工場では、設備用水中ポンプ、水中ミキサ、ブロワ等の製品を製造されています。

柴崎総務課長(衛生工学衛生管理者)のお話


・導入の経緯について

 当工場では毎年、季節性インフルエンザの流行する時期になると事務所や製造工程の各職場でまとまった人数の罹患者が発生し、欠員により業務に支障がでることが多々ありました。会社としても予防接種促進のための補助金支給や、マスク着用、うがい、手洗いの励行、職場における加湿器の設置などといった諸対策を講じていましたが、決定的な対策にはいたっていませんでした。

そのような課題を抱えている中で、昨年11月に代理店である 株式会社中恒様よりご紹介いただいたのがきっかけです。現在は、「ウィッキル」を新型コロナウイルス対策の最有効手段として活用しています。

 

・職域のメイン消毒液として活用中

 新型コロナウイルスの接触感染を防止するには、手すり、ドアノブ、共有する金属、プラスチック部分の消毒が必須ですが、市場における消毒用アルコールの供給が追いついておらず、適切な消毒手段がほとんどない状態が続いていました。

そこで次亜塩素酸水が普及し始めたのですが、中でもこの「ウィッキル1000」は、他社の類似製品と比較して、圧倒的に濃度が高く、希釈量を調整することによって幅広い用途での使用が可能です。よって当工場では、触れる場所のほとんどすべてに対する清掃作業から、玄関やトイレほか、あらゆる場所での手指消毒まで幅広く活用しています。

 

・ウィッキルを活用した独自の消毒体制

 今後、感染がどの程度拡大していくかは想像もつきませんが、当工場では、万一の感染者発生に備え、「ウィッキル」を活用した感染者発生時の職場消毒体制を構築いたしました。

 もしも、工場で感染者が発生した場合には、工場が一時的に閉鎖となり、解除には所轄する保健所と連携した消毒作業が必要となります。有事の際には、専門の消毒業者は対応に追われ、消毒を完了し閉鎖を解除するまでにはかなりの時間を要することが想定され、お客様や従業員に対し大きな影響が生じると考えられます。

そこで、自前で対応する体制の構築が必要であると考えました。工場などの広範囲な職域などでは、大量の消毒液を必要とするため、アルコールでの消毒作業は現実的ではありません。そこで、当工場では、「ウィッキル」を消毒液として活用し、目的に応じた希釈割合による消毒手順と自前の消毒用装具による体制を整え、BCP(事業継続計画)に織り込んで、消毒訓練を実行し、万一に備えています。

 

ウィッキルに大きく期待しています

 このたび「ウィッキル」の成分である「次亜塩素酸」の「新型コロナウイルス」に対する有効性が国の認証機関により正式に認定されたことで、来るかもしれない第2波への備えとしての自信が増しました。

 また、我々が定めた、「ウィッキル1000」の活用方法が幅広く、自治体や企業などで普及し、世の中の新型コロナウイルスへの対策が加速していくことを願っております。

 

編集後記

今回、いろいろとお話をお聞きして、このような非常事態に企業として様々な努力をされている姿勢に感動いたしました。また、その中にウィッキルを活用してくださり、大変ありがたく思っております。

 6月26日、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)より、有効塩素濃度80ppm以上の次亜塩素酸水溶液は、新型コロナウイルスに効果があるとの発表がありました。こちらの工場様をはじめ多くの場所で、新型コロナウイルス対策に大いにお役立ていただけるものと確信しております。これからも、様々なユーザー様の期待にお応えし、社会に貢献できるよう企業努力を重ねてまいります。

 柴崎様、この度はお忙しい中貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。今後とも弊社の製品活用をどうぞよろしくお願いいたします。

※尚、6月26日の独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の発表につきまして、次亜塩素酸水溶液の空間噴霧に関する弊社見解を弊社のホームページに掲載しておりますので、お読みいただければ幸いです。