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ウィッキル通信Vol.36 災害時にも次亜塩素酸水溶液の利用を
2024.3.21
今年は能登半島の大きな地震で辛い年明けでした。今も時々被災地の様子をみると胸が痛みます。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りしております。
そんな中、次亜塩素酸水溶液が災害の現場で活躍しているという情報を耳にすると大変嬉しく思います。日ごろウィッキルをご使用くださっている被災地の清掃業者様からは、「ウィッキルを使って避難所の除菌をしてまわっている」というご報告もいただきました。
また先日は、一般社団法人次亜塩素酸水溶液普及促進会議が、被災地からの要請を受け、次亜塩素酸水溶液やスプレー容器、超音波式噴霧器を届けに行かれました。被災地のトイレにおいて、次亜塩素酸水溶液の噴霧がニオイ対策に役立っているとのことです。
そこで今号では、災害時の次亜塩素酸水溶液の利用についてお話したいと思います。
今回の被災地では、衛生状況やニオイ問題も深刻と聞いています。そんな時には次亜塩素酸水溶液が有効です。
次亜塩素酸水溶液は、以前から老健施設や保育園等での感染対策に重宝されてきましたが、除菌だけでなく消臭効果もあります。
災害下では、電気が使える場合は超音波噴霧器で、停電している場合はスプレーボトルで噴霧すると良いでしょう。
※ウィッキルサイトのコラム(https://vikill.jp/column/)では、トイレ、たばこ、生活臭、洗濯物、食品、生ゴミなど、ウィッキルが消臭力を発揮する場面を沢山ご紹介しています。ぜひご参考ください。
今回の地震では断水が続いているところが多く、今もまだ復旧できず不便な生活を送っておられる地域もあります。このような、水道水が自由に使えないところでは、次亜塩素酸水溶液の製造装置や希釈をするタイプの次亜塩素酸水溶液では思うように使えません。
その点、ウィッキル100のような、希釈せず原液で使える次亜塩素酸水溶液があれば、大変役立つ事でしょう。
水害に遭った後の片付けにも次亜塩素酸水溶液が役立ったという報告もあります。
水害に遭った場合、様々な菌やウィルスが飛散している可能性があり、そこから感染症を引き起こすリスクがあります。マスクやゴーグルのほか、厚い手袋や長靴等で身体をガードすることももちろん重要ですが、次亜塩素酸水溶液をスプレーしておくことで、感染対策になります。
また、畳やカーペット、ソファ等を廃棄する際には、先に次亜塩素酸水溶液をたっぷりかけておくことで菌やウィルスが不活化され、安全に作業ができるでしょう。
「ローリングストック方式」という言葉はご存知でしょうか?
災害時に備えて少し多めに保管しておき、賞味(使用)期限が近いものから使い、使った分を新たに足す、という行為を繰り返し、常に賞味(使用)期限内の状態を確保する、という方法です。
普段飲む飲料水も少し多めに買っておいて古いものから飲んでその分を足していくと、常に一定量が備蓄されている状態が保てます。
次亜塩素酸水溶液も同じように、使い切ってから新しく買うのではなく、ストックを置いた状態で古いものから使用していくと、急な災害で物資が届かなくてもすぐに使用できるのでおすすめです。
災害時は除菌だけでなくニオイ対策も重要になります。また、水が貴重な資源となりますので、希釈不要ですぐ使える次亜塩素酸水溶液「ウィッキル100」をぜひ災害備蓄品として有効活用していただければ幸いです。